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2017年03月15日

「太陽の蓋」

期せずしてこの時期高松で公開されているので、急ぎ見にいった一本。
冒頭でフィクションを明記して始まる本作は、その体をとりながらも、どこが事実でどこが演出なのかの境がわからず、逆に見る者に問題意識を喚起する点に成功していると思う。
あくまで私見ですが、あの日から数日間の現場と総理官邸の混乱ぶりは紛れもなく事実であろうし、電力会社や閣僚のやりとりの一言一句までもがまるでノンフィクションのようにも届くのが、観ていてひたすら怖かった;
現地と官邸、国のTOPのせめぎ合いに市井の人々の日常と不安の配分もよく、決して“見たい”映画ではないものの、やはり現代の日本国民には、“見て欲しい”作品でもありました。


posted by 勝手にシネマニア at 11:32 | Comment(0) | 今日子のシネマ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月24日

【「沈黙〜SILENCE〜」】

まぎれもない史実、歴史の重み。
信仰とは、神とは・・
キリスト教の素地のない大方の日本人にとって
興味深くも重くのしかかるような作品だった。
敬虔な仏教徒とも言えない信仰心の薄い自分には
自らの心のよりどころという漠然とした要素が
果たしてひとつの宗教、あるい は“異教”“異人の唱える理念”
というだけで排斥されるのも理不尽なら、その逆もまた真。
方や理念、方や己の責務、善悪ではなく自らの信念で
取った措置を、どうしてどちらがどちらと責められるのか。
井上筑後守VS宣教師という単純な構図では表せない
双方の大儀が見え隠れして、痛くせつない物語だった。
🎬 🎬 🎬 🎬 🎬 🎬 🎬 🎬 🎬 🎬 🎬
人類の永遠のテーマを深く、真摯に、尊く描いた力作に
静寂のエンドロールの最後の最後まで席を立てませんでした。
(↑あくまで無知な私の持論の域を出ません、ご容赦)
見る価値のある作品を見た、長尺の懸念は冒頭十分で払拭された
これだけは言っておきましょう。
ご覧になった方、宜しければご感想お聞かせください。
posted by 勝手にシネマニア at 10:55 | Comment(0) | 今日子のシネマ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月18日

【年明けから感動連発♪♪♪】

🎥2017年も快調に滑り出した、Mrs.マニアの映画生活。
たちまちこの1週間だけでも3本の作品から“エモイワレヌ”感動をいただきました
🎬「ミス.シェパードをお手本に」ソレイユ
英国人女優マギー・スミス、いぶし銀の名演技!
ホームレスの頑固お婆ちゃん役を、ここまで徹底的な意固地ぶりと
実際以上の老体の態で演じきる役者魂に頭が下がると同時に、
主演で内なる声と自身の二役を演じるアレックス・ジェニングスも
上手い!!
これぞ役者あっての名作。
🎬「弁護人」ソレイユ2
久々にソン・ガンホの主演作を見た。
髪の毛真っ黒;少し若作り?それはともかく
映画はやはり“手を抜かない”韓流の凄さで、嫌な検察や軍人やら
オモニや文学青年やら・・それぞれのリアルな演技に
最後まで心揺さぶられっぱなしだった。必見!
🎬「LA LA LAND」A・C・T
ゴールデングローブ、7部門ノミネート、All受賞。
納得の佳作。
OP導入部分で、どこかノスタルジックな手法と
それ故の高揚感に包まれ、見進めるうちにあら不思議、
好みでないライアン・ゴズリングが格好良く見え、
配される音楽も、派手すぎずこ難しくなく時にせつなく・・
懐かしいMGMミュージカルに心ときめかせた、
私自身の幼少期と重なり,エンドロール終わる頃には、
メインテーマが頭をぐるぐる巡っていたのでありました♪
2月24日から公開の本作、これは“見ないとシネマニアじゃない”!
ぜひぜひご覧あれ&ご感想をお待ちしています!
posted by 勝手にシネマニア at 10:09 | Comment(0) | 今日子のシネマ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする